最新子宮内膜治療と精子洗浄法で妊娠率UP | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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最新子宮内膜治療と精子洗浄法で妊娠率UP

 

Q:
不妊歴5年の30代夫婦です。私は着床障害、夫は精子の異常と言われ、人工授精や体外受精を受けましたが妊娠に至りません。再度挑戦したいのですが、成功するか分からないし不景気で治療費も心配です。ほかの治療はありませんか。

A:
当院では2008年11月と12月で人工授精・体外受精・タイミング療法で例年の同時期より5倍の妊娠に成功し、流産率が極めて低い好成績を上げました。それは、妊娠できない理由を明確にして重点的な治療を行った結果です。

特に1年以上の治療で妊娠しない主な原因は、女性の場合が子宮内膜過形成による着床障害、男性が精子異常形態と運動率低下ですが、新治療法で良好な結果が出ています。

子宮内膜過形成は黄体ホルモンを放出する子宮内避妊システム・ミレーナを装着すれば月1回の通院で済み、装着している間に過形成が治り妊娠しやすくなります。軽症の人は薬と生活習慣を見直すことで改善します。

男性側では新しい精子洗浄法が完成し、正常な精子がなく異常な形態でも受精―妊娠に悪影響のない正常に受精できる精子を見極め、ピックアップできるようになりました。

このように子宮内膜と精子の状態が妊娠のカギです。それさえ分かれば無駄のない治療が可能です。

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