不妊症になる理由 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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不妊症になる理由

 

Q:
結婚2年の妻35歳、夫33歳です。専門医で排卵日を推定してもらい、その日にタイミングを取っているものの妊娠しません。これから検査を進めていく予定ですが、そもそも子どもができにくい遺伝的体質があるのでしょうか。不妊になる原因は何ですか。

A:
遺伝的に妊娠しやすい人、しにくい人は実際にいます。しかし昨今、不妊患者が増えている背景には、遺伝うんぬんより仕事のキャリア優先による女性の晩婚化や漠然とした将来への不安から妊娠適齢期を逃していることが考えられます。

卵子は女性が胎児のころから発生し、出生と同時に減少し続け老化も始まります。人にもよりますが初潮から3~4年後から妊娠可能で、体が充実する18~25歳が卵子の状態も良く妊娠・出産には1番ベストな時期です。

それより子づくりが遅れると、卵子はいわば賞味期限切れの状態ですから妊娠率も下がるわけです。さらに、35歳を過ぎると卵子の老化は急速に進んでいきます。

従って、自身の体と子どものいる将来を見据え、自分が妊娠しにくい体なのかを知るためにも男女とも結婚前からブライダルチェックを受けておくとよいでしょう。

恋愛事情においても昔に比べ男女の肉体的な結び付きが弱くなってきているように感じます。避妊がうまくなったのか性行為自体が減ったのかは分かりませんが、中絶手術も減っています。世界の統計でも日本人の性交回数は最下位です。

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