有効な着床障害治療法 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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有効な着床障害治療法

 

Q:
不妊歴4年の妻34歳、夫32歳で、タイミング法から人工授精を経て体外受精3回、顕微授精を2回受けましたが一度も妊娠に至りません。夫の精子は正常で、妻も良い卵子が得られ受精・胚発達も良好でした。それでも一度も妊娠しないのは着床機能に問題があるのでしょうか

A:
着床障害の原因は、胚の発達不良が7割を占めます。体外受精や顕微授精の場合、子宮内に移植する胚の状態は外見で判断するため、見た目は良くても内部に問題があることがあります。また、良い精子・良い卵子が受精しても必ず正常受精になるとは限らず、染色体異常が発生する場合もあります。

着床障害の原因の残り3割は子宮内膜の異常、黄体機能不良、免疫機能の乱れです。子宮内膜の異常は、子宮内膜増殖症や着床期の子宮内膜発達不良、炎症などがあります。増殖症は子宮内に装着する避妊リングで改善する方法があり、着床期の子宮内膜発達不良は黄体ホルモン補充と免疫療法で改善します。黄体機能不良は通常、多量の黄体ホルモンと少量の女性ホルモン投与で改善します。

免疫機能の乱れは、胚(異物)を拒絶する細胞性免疫(Th1)が強く働きすぎている場合、諸外国では免疫抑制剤の使用で劇的な改善が報告され国内でも徐々に行われていますが、未知の部分が多く注意が必要です。また、体内の各種抗体を活性化させる液性免疫(Th2)が強く働いている場合は、甲状腺の異常やアレルギー疾患が存在する可能性がありますが、漢方薬やサプリメントで改善できます。

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