妊娠できる人工授精法3 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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妊娠できる人工授精法3

 

Q:
結婚3年の妻30歳、夫30歳です。タイミング法で妊活を行ってきましたが、月経不順で周期も長く、排卵日が特定しづらいまま1年過ぎました。夫の精液検査は正常ですがフーナーテストはいつも不良です。抗精子抗体はないと言われ、人工授精(AIH)を勧められましたが、夫は仕事が忙しく朝、精子を採取するのが苦痛なようです。よい解決策はありますか。

A:
年齢が若いので、排卵周期が定まらないのはおそらく卵巣の多嚢胞性症候群と考えられます。

排卵日をある程度推定できる方法としては、耐糖能が正常でもジャヌビア(糖尿病治療薬)と女性ホルモンであるジュリナを月経2〜4日目に最低量で投与を開始し、さらにクロミッド(排卵誘発剤)を使用します。

治療がうまく進行すれば、クロミッド投与終了から5〜7日で排卵します。これで不充分ならさらにクロミッドを追加する2段投与を施行します。投与終了後、3〜5日で排卵します。これで効果がなければ、排卵誘発剤の自己注射を少量で持続する方法もあります。

経過中、例え遅くても卵胞が成長し続けていれば良い卵子と考えられます。しかし、成長が止まったり退化する(小さくなる)場合、卵子は不良と考えてリセットした方が良いでしょう。

ご主人が多忙で当日の朝の精液採取が難しいとのことでしたが、精液検査が正常なら精子凍結保存を利用し、AIH数回分の精液をストックできるので、排卵日に合わせた使用が可能です。

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