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著者: |
小塙 清 (医療法人小塙医院院長) |
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(株)新星出版社 定価1236円(本体価格1200円)
ISBN4−405−04555−0 |
さまざまな論議を呼びながらも、近年の生殖医療の進展にはめざましいものがあります。
望んでもなかなかお子さんを得られないご夫婦に対して行われる人工受精や体外受精は、 もはやめずらしい治療ではなくなりました。
本書のテーマである男女産み分け法は、単に男の子が欲しい、女の子を産みたいという希望からではありません。 そこには、男女どちらかの性にだけ特異的に発現してしまう、たとえば血友病、筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、
色覚異常などの伴性劣性遺伝疾患を回避して、普通の人達と同じように健康なお子さんを得たいと願う方がたの切なる望みに応えたいという命題が、
厳然としてあるのです。
一方で、近年、わが国は急激に少子化が進み、社会的にも大きな問題になっていますが、 このような背景のなかで、少なく産むなら、できれば希望する性の子が欲しいという要望が高まってきているのも事実です。
これは、ひとつの時代の流れといえるでしょう。
男女産み分け法では、かつてパーコール法が高い成果をあげていましたが、倫理上の理由から平成6年に禁止され、 今日に至っています。筆者は、伴性劣性遺伝疾患の回避はもとより、さまざまな理由から男女産み分けを希望する患者さんにとって、
安全な産み分け法として「新 酸・アルカリ法」を実施しています。
男女産み分けの是非については、いろいろな意見があり、その技術が可能になったからと言って、無定見にそれを駆使してよいものではありません。
しかし、本書で紹介する実際の患者さんの体験、寄せられた手紙の中から、産み分けを希望する人達の生の声を汲み取っていただければ、
これが決して必要のない医療だとは言い切れないと思います。 そして、一人一人が考え、今後も積極的に議論していくことが必要だと思っています。
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(著者しるす) |
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