経膣エコーは婦人科の聴診器 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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経膣エコーは婦人科の聴診器

 

Q:
不妊歴3年の妻33歳、夫35歳です。仕事が忙しく不妊クリニックに定期的に通えていませんが、毎回エコー検査を受けます。一体何を調べる検査なのでしょうか。

A:
超音波検査(特に経膣エコー)は内科でいえば聴診器に当たる、婦人科ではポピュラーな検査です。膣内にエコーを挿入することで子宮や卵巣の状態がより鮮明に観察でき、毎月の排卵状況や婦人科的疾患の有無、疾患があればその状態が把握できます。

特に不妊検査ではエコーにより毎月の卵胞の成長過程を観察して排卵日を推定したり、排卵状況や排卵後の黄体管理(子宮内膜の厚さなど)を確認する大切な役目があります。

時折、月経時にもエコーで診察することがありますが、それは前周期の卵胞(残存卵胞)が卵巣内に残っているかどうかを確認するためです。残存卵胞が消失しないと次の新しい卵胞が成長しない場合があります。このように不妊検査のエコーは、受診時はほぼ毎回行うものです。

婦人科検査ではエコーによる子宮筋腫や子宮腺筋症、卵巣腫瘍(良性・悪性)の検査は必須です。また、月経時に残存卵巣嚢胞の有無を確認せずに排卵誘発剤を使用すると嚢胞がさらに腫大し、新しく成長した卵胞と区別がつかず排卵が乱れる場合があります。さらに嚢胞が嚢腫化すると、卵巣内に永久に残ることもあります。

エコーは保険診療に限度があり、婦人科疾患なら月1回、不妊治療なら排卵誘発剤(注射)使用で月2~3回保険が適用されます。

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