不妊症とピル | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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不妊症とピル

 

Q:
不妊歴3年の33歳、夫35歳です。私は軽度のホルモン障害と指摘され体外受精を数回受けていますが、まだ妊娠に至りません。黄体機能の補助としてIVF実施の1カ月前にピルを使いますが、どんな理由があるのでしょうか。

A:
そもそもピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンが主成分で、1960年代にアメリカで発売されました。初期のころはホルモン含有量が多い高用量のものでしたが、70年代になって副作用が少ない低用量ピルが開発され世界中の女性が使用しています。

避妊目的としては有名な薬ですが、生理不順をはじめ女性ホルモン低下による更年期障害や骨粗しょう症、脂質異常症(悪玉コレステロールの増加など)、高血圧症、動脈硬化、子宮体がん予防、自律神経失調症、アルツハイマー病など幅広い婦人病に使用されているのはあまり知られていません。

不妊症では黄体機能低下症に用いられます。黄体機能低下症とは

  1. ホルモン分泌の低下
  2. 黄体ホルモンと女性ホルモンのレセプター低下
  3. 子宮内膜組織異常・過形成

などによる着床障害や、着床しても受精卵が発達しなかったり流産しやすくなります。

(2)と(3)はピルの服用だけでは効果がありませんが(1)は効果が期待でき、体外受精の前にピルを服用するのはホルモンバランスを正しい状態にして良好な卵子を採卵するためです。

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