月経周期に合わせた食事療法 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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月経周期に合わせた食事療法

 

Q:
夫婦共に33歳。不妊歴は2年で現在妊活中です。こちらで食事の重要性に関する記事を読みましたが、月経前や月経中は気分が不快だったり、月経痛で食欲が落ちてしまいます。月経周期に合わせた食事療法を教えてください。

A:
女性の体は月経、排卵期、黄体期と3回変化があるので、周期に合わせた食事を取ることが重要です。また、順調な妊娠や健康な胎児の成長を得るために、遺伝子損傷を防ぐ抗酸化力のある大豆発酵食品の納豆やみそ、乳酸菌を含むヨーグルトやチーズなどの食品が必要です。

月経3日前から月経中は非妊娠であれば出血による失血に備えるため、妊娠中なら胎のう胎児発達のため鉄分とたんぱく質が必要になります。鉄分補給にはレバーやマグロの赤身、牛肉、ホウレンソウなどがお薦め。鉄分だけでは吸収されにくいので、たんぱく質やビタミンも一緒に取りましょう。またサプリメントとして葉酸やビタミンが補給されていれば万全です。

月経終了後の卵胞発育から排卵までの時期は、月経中の酸化ストレスの影響が残っています。また排卵は一種の炎症で、炎症時に起こる酸化ストレスが大きければ排卵障害を引き起こしてしまいます。過度な炎症を防ぐためにも抗酸化力を持った食品を食べるようにしましょう。排卵期はアボカド、卵、アーモンド、オリーブ油などがお薦めです。

排卵後の黄体期はゆったりと過ごすのが一番。食べたいと思うものを適量取りましょう。カカオを含むチョコレート、バニラを含むアイスクリーム、フルーツなどが良いでしょう。

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