自然妊娠を目指すなら5 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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自然妊娠を目指すなら5

 

Q:
結婚4年の30歳夫婦です。現在、不妊検査と同時にタイミング指導を受けています。次は子宮卵管造影検査と子宮鏡検査、子宮内膜組織検査を受けますが、検査日を指定されました。なぜ検査時期が決まっているのですか。検査内容も教えてください。

A:
各不妊検査には月経時や排卵時、排卵後など月経周期の中で検査に適した日があり、タイミングを逃すと正しい結果が出ません。医師の指定日に通院できない場合は、基礎体温を基に次周期以降で予定を組みます。

子宮卵管造影検査は子宮口から造影剤を注入し、その広がり方によって両側卵管の通過性・狭さ・長さ、卵管先端と卵巣の位置関係、子宮内膜症の有無などを調べます。X線を使用するので検査時期は月経終了後2~3日以内で、卵胞発育が進んでいたり排卵が近い場合は避けます。

子宮鏡検査は子宮腔内をCCDカメラで観察し、妊娠に有害なポリープや粘膜下筋腫の有無を見ます。時期は月経が完全に終了してから5日以内がベストです。子宮内に経血が残っていたり子宮内膜の発育が進んで厚みがあると異常を見逃す可能性があります。

子宮内膜組織検査は、排卵後3~5日目に子宮体がん検査と同じ方法で行います。排卵が終了すると黄体ホルモンの分泌により子宮内膜は胚(受精卵)が着床しやすいよう増殖期から分泌期に変化します。その変化が正常かどうかを見るこの検査は、同時に子宮内膜増殖症や炎症、子宮体がんの有無なども分かります。

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