妊娠の仕組みとブライダルチェック | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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妊娠の仕組みとブライダルチェック

 

Q:
25歳の未婚女性です。最近、不妊症が増加しているため自分も心配でブライダルチェックを受けたいと思っています。その前に妊娠のメカニズムを詳しく教えてください。

A:
まず、妊娠の過程を簡単に言うと「卵の発育・排卵・受精・着床」です。女性はこの世に誕生した時から卵巣に5万~20万個の原始卵があり、年齢とともに自然消失し数が減っていきます。異性に目覚める思春期になると脳の下垂体から卵の発達を促すホルモンが分泌され、原始卵は成熟して排卵し月経が開始します。

一方、男性はマスターベーションを覚えるころになると精子が受精できるように成熟・発達しますが、最近は男女とも特に成長が早いようです。

卵巣から排出された卵は卵管に取り込まれ、卵管膨大部を目指し精子とめぐり合うのを待ちます。この排卵期に性交すると妊娠の可能性が高く、子宮の入り口に到達できたわずかな射精精子が子宮内を上昇して卵管に進入し卵管膨大部を目指します。そこで出合った卵と精子が結合すると受精が起こり、受精卵は成長・発達を繰り返しながら5~7日間ほどかけて子宮に向かい、子宮内膜にくっつき(着床)妊娠が成立します。着床後は受精卵の成長とともに胎のうが形成され、胎のう内に胎盤、胎児が形成されていきます。

ブライダルチェックは以上の過程の中でどこに障害があるのかを見つける検査です。男性も精液検査やホルモン測定でブライダルチェックを受ける人も少なくありません。

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