妊娠できる人工授精法1 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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妊娠できる人工授精法1

 

Q:
結婚4年の妻34歳、夫40歳です。タイミング法を自力で2年、通院2年。人工授精(AIH)は5回施行しました。決定的な不妊原因はないものの妊娠には至らず、主治医には体外受精(IVF)を勧められました。IVFに不安はありませんが、AIHのタイミングが合っていないのではという疑問もあります。有効なAIHはありますか。

A:
AIHに使用する精子は一般的にパーコール洗浄後に子宮内に注入されます。洗浄後の精子所見で精子数が1000万以上、運動率が95%以上でないと妊娠率は非常に低くなります。常にこの基準以下ならIVFを施行した方がよいでしょう。

女性は自然周期で卵胞発育が1日1mm以上で、月経開始日から18日以内に排卵しているでしょうか。排卵が遅延するなら排卵誘発剤(クロミッド)を服用し排卵日が短縮されるかもしくは2個の卵胞が形成されれば(3個以上の場合はAIH施行不可)卵巣の状況は良好ですので、AIHでの妊娠が考えられます。それが困難であれば排卵誘発注射を使って、IVFに移行した方が良いでしょう。

妊娠の条件は

  1. 着床妊娠機能検査で子宮内膜組織診が正常
  2. 子宮鏡所見でポリープなど着床障害がない
  3. 着床に関する免疫能検査で授精卵着床に際して子宮内膜からの拒絶反応がない
  4. 子宮内に進入した精子の障害となる抗精子抗体がない
  5. 酸化ストレス検査で抗酸化力が正常でストレスがないこと

です。AIHでもIVFでもこの5つの条件が重要になります。

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