不妊治療と夫の協力 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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不妊治療と夫の協力

 

Q:
結婚4年の妻34歳、夫37歳です。不妊治療歴は3年で、タイミング指導と人工授精を受けましたが妊娠に至りません。特にタイミング指導では夫の協力が得られず、排卵日も仕事を優先したり何かと理由を付けて拒否します。主治医には自然妊娠や人工授精での可能性があるのに体外受精も勧められています。どうすれば夫の協力が得られるのでしょうか。

A:
一般的に男性は、女性を自分のものにしようとする時期に一番性欲が高まる本能があります。そして自分のものになるとその女性に対する性欲は低下していきます。

従って、結婚生活が長くなるほど家族愛が強まり、それに反して性欲は弱くなるためタイミング法は難しくなります。しかし、不妊治療を開始したら夫婦一心同体で向き合わなければなりません。

夫は精子の良し悪しにかかわらず通院は月1回程度ですが、妻は状況により月4回から多い時は10回以上で、心と体への負担が大きいものです。タイミング法・人工授精では夫はたった1日の排卵日に射精するだけ。

仕事の都合や体調もありますから早い段階で排卵日を予測してもらいましょう。「多嚢胞性卵巣症候群」以外は、月経開始または前周期の排卵直後から次の排卵日が推定できます。

また、夫は日ごろから妻の話をよく聞いてあげましょう。「治療をやめよう」などの言葉はNGで、自分の結論は言わずひたすら話を聞くことで夫婦の結びつきが深まり、以前のような情熱が戻ることもあるようです。妻は女性らしく魅力ある姿でいることも大切です。

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