不妊の子を持つ親の心構え | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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不妊の子を持つ親の心構え

 

Q:
不妊治療歴5年の娘35歳(夫36歳)の母です。本人は気にしていない様子ですが、嫁に出した親として子どもを授かれないことは嫁ぎ先にも申し訳なく、今後、どのように娘夫婦と接すればよいかお教えください。

A:
夫婦のいずれに原因があるにせよ、不妊症が判明した娘さんの気持ちや嫁ぎ先への思いはつらいものでしょう。しかし、慰めのつもりでも「孫ができたら○○へ遊びに連れていきたい」とか、「子育ては大変なだけでいないほうが楽」「夫婦2人の生活をエンジョイして」などの言葉は追い打ちをかけるだけです。

本人たちから話があった時にさり気なく答えるなど、親が率先して話題にするのは避けた方がよいでしょう。では、具体的に親ができることは何かといえば、金銭面の援助です。

あまり知られていませんが「結婚・子育て資金の一括贈与」という国の制度があります。婚礼や出産、子育てに関する資金、医療費を両親が援助する場合、特例として贈与税が非課税になります。これには人工授精や体外受精など一般的な不妊治療にかかる費用も含み、保険・自費診療どちらも対象で双方の両親に適用されます。

独立した息子さん・娘さんからしてみれば親に頼りたくないというのが本音かもしれませんが、双方にメリットがある制度なので金銭的な余裕があるようでしたら娘さん夫婦に打診してみてはいかがでしょうか。

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