“子を授かる”食事の重要性1 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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“子を授かる”食事の重要性1

 

Q:
妻29歳、夫34歳、結婚3年目です。不妊歴は2年で、エルチェック(尿中LH検査)などを利用し、自分たちで排卵日を推定しタイミング法を行なっていましたが、妊娠まで至っていません。専門のクリニックを受診したところ周期のほとんどが無排卵で、年に数回しか排卵していないと分かりました。さらに卵巣年齢検査(AMH)が低値で、主治医から早く体外受精を行わないと閉経を迎えてしまうと言われ、どうしたらいいか途方に暮れています。

A:
AMHは端的に卵巣中の残存卵子数を測るもので、年齢によって信頼度は変動します。40歳以上は数値をそのまま受け取って良いのですが、35~39歳は80%、30~34歳は50%と信頼度は下がり、それ以下の年齢では明確な指標としては不適です。しかし、AMHが低値ということは卵巣機能の低下は間違いありません。

卵子は胎生期6カ月に約100万個作られ、その後は生産されずに減少していきます。とりわけ35歳以上で急激に消滅し、加えて卵子そのものの老化も進みます。最近は20代でもAMH低値の人が非常に多くなっています。原因は解明されていませんが、20~40年前には見られなかった傾向です。

現在、卵巣機能障害や卵子数減少、質の低下の原因と考えられているのは、食生活の変化です。保存技術が未発達だった時代は、自然で新鮮なものや保存性の高いみそ漬け、粕漬けなど発酵食品を豊富に食べていました。この発酵産物が卵巣機能や卵子に良い影響をもたらしていたのではないかと推測されています。

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